コウモリは超音波ハンター

 ほ乳類は陸・海(川・湖)そして空中にも生活空間を広げていますが、中でも

コウモリは「空に進出した、翼を持ったほ乳類」です。

そして空中でのハンティング(捕食)の際に用いるのが「超音波」。

この日は小中学校の先生方に向けた学習講座、「コウモリ(超音波ハンター)観察会」

の予備調査を実施しました。

 夕刻6時30分頃になると、街区や周囲の里山方向から次々とコウモリが

やってきます。彼らのハンティングの場所は一級河川・魚野川の河畔です。

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コウモリは超音波を用いて、ガやトビケラ、カワゲラ、カゲロウ等の成虫を巧みに

捕食(位置捕捉)しているようです。

さて、超音波を可聴音域に変換する「バットディテクター」を用いて、

コウモリの超音波ハンティングの様子を観察します。

この日は42kHz付近で「ピチピチピチピチ」と、多数の反応がありました。

(アブラコウモリでしょうか?)

そしてこの後、コウモリ達を捕食する最強の空中ハンターが出現?

(続きは観察会本番にて)