〜秋は夕暮れ〜 平安時代から続く、日本列島の風景と生物の物語
〜 秋は夕暮れ 夕日の差して山の端(は) いと近う(ちこう)なりたるに 烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて 三つ四つ二つなど飛び急ぐさへ(え) あはれ(あわれ)なり。 まいて雁(かり)などの連ねたるがいと小さく見ゆ
〜 秋は夕暮れ 夕日の差して山の端(は) いと近う(ちこう)なりたるに 烏(からす)の寝所(ねどころ)へ行くとて 三つ四つ二つなど飛び急ぐさへ(え) あはれ(あわれ)なり。 まいて雁(かり)などの連ねたるがいと小さく見ゆ
自然観察を長く続けていても、なかなか正体が判別できない存在が結構あります。その中でも当地(新潟県魚沼地方・浅草山麓)の晩秋に現れる「比較的大型のコウモリ」の正体を知りたいと常々思っています。 そして、このコウモリと出
野鳥観察の際に用いる言葉で「タカバシラ(鷹柱)」があります。「タカバシラ」はワシやタカなどの猛禽類が形成する「個体群行動の一種」であり、上昇気流に乗って「複数の猛禽が旋回しながら空中を飛翔する状態」を表しています。
施設管理の合間に草地を見ると、日当りの良い土手に「イヌタデ(犬蓼)」が赤い(正確には外側のガクが赤く見えるそうです)実をたくさん付けています。昔は子どもたちのママゴトの中で「イヌタデの実を赤飯に見立てて遊ぶ」ことがあっ
ペットとの触れ合いも「人間と他の生物との関係を考えるひとつの手段」ですが、浅草山麓エコミュージアムは自然観察施設として多くの方から御利用いただいていることから、「イヌを連れた入館・入園について」下記の通りの対応を行って
今日(2018.09.25)の新潟県魚沼地方は未明の強雨から時雨れた天候となっていますが、今週の半ばには青空が広がる日もあるかと思います。 さて先日のこと、昼間の時間帯に道路を走って横断するイタチを見かけました。道路
一雨毎に秋が深まってゆく印象がありますが、浅草山麓エコミュージアムの自然観察コースではエゾリンドウが咲き出しました。エソリンゾウの花は園内における「一年の花リレーの最終走者」です。吹く風も涼しく、長袖シャツでのトレッキ
今日(2018.09.21)の新潟県魚沼地方は冷たい東風が吹いています。近隣のアメダス観測値による最低気温は16度ですが、曇天で日差しが少ないため体感温度は観測値よりも寒く感じます。浅草山麓エコミュージアムは標高750
〜 熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな 〜 ※ 万葉集にある額田王(ぬかたのおおきみ・女性)が詠んだ和歌ですが、「月待てば」と「潮もかなひぬ」の部分が「月夜の浜辺の
施設管理の基本は安全管理と美観の維持ですが、野外教育施設における園内の(歩道周辺の)美観の維持は自ずと「草刈り」が中心となります。そして「1年に1回のみの草刈り頻度」ですと樹木の(顕著な)群落は発生しませんが、この頻度
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