山粧う、秋麗(あきうらら)、錦秋・・・

       秋うらら__浅草山麓エコ・ミュージアムへの道

 

 ブナの枝越しに見る朝の光景です。エコ・ミュージアムへの道を少し標高が上がるだけで変わる木々の彩り。「山粧う」、「秋麗(あきうらら)」、「錦秋」などと、この景観を表現する言葉を選ぶのに迷います。

 

 

    錦織りなす・・・         禁漁期になって静かな渓流

 

 なかでも、「錦秋」という表現は、木々が紅葉して、錦(にしき)の織物のように美しい風景が広がります。錦とは何色もの色糸で地色と模様を織り出した織物の総称だそうですが、まさにこの時季、どれもみな言い得て妙な言葉です。

 

 イワナの禁漁期になり、釣り人の影の消えた渓流に朝日が差し込むと、一斉に輝きを増した周囲の木々の赤や黄色が川面に照り映えます。

 10月27日~29日と、天気が崩れる予報ですが、この見事な紅葉の木々が何とかもちこたえてくれるといいのですが・・・・。