森はキノコの季節に・・・

ブナと共生関係にあるタマゴタケ(テングタケ科)

 

 8月23日は「処暑」でした。「暑さが峠を越えて後退し始めるころ」と言われますが、まさにこの頃から、何となく秋の風を感じるようになりました。  そして、1週間後の9月7日はもう「白露」です。 フィールドでは、最近の時々の夕立の雨で、待ってました!とばかりに、様々なキノコがオンパレードのように登場してきました。

 

  

 すぐ足元にホウキタケ  アカタテハ__花のほか、腐果や獣糞、樹液にも

 

 

オオミズアオ(ガ)_Luna moth「月の女神」とも  秋を彩るツリフネソウ(釣船草)

 

 標高750メートルの高原を吹き渡る風は、爽やかな秋風の季節になってきています。 気持ちの良いブナ林の木漏れ日の下、時には、ゆったりと緑陰読書や静かな音楽などでぜいたくな時間を過ごしたりすることはいかがでしょうか。