浅草岳 初冠雪間もなく

  ブナの葉の黄葉  

 10月28日は終日冷たい雨が降り続き、一昨日からの累計雨量は160ミリ。気温も夕方には6~7℃まで下がってきました。大陸からの寒気の流れ込みで、浅草岳の山頂付近は3℃くらいで、さらに下降中と推定されます。明日はガスの切れ目から平年(11月4日)より早く、初冠雪が望まれるかもしれません。 

 

 浅草岳  明日は初冠雪か? 同じ高さの850hPa高層天気図 

      ( 東京学芸大学気象情報WEBから)

 

 浅草山麓エコミュージアムでの紅葉は急速に進み、ブナの森の黄葉は場所によっては見頃と言ってもよいような感じもします。 木々の紅葉は、通常は木々の梢から徐々に進んでくるため、早く紅葉した葉は茶色に変わり、一足早く散ってしまいます。枝によっては、その先端の葉はすでに茶色に変り始め、幹に近い葉には緑が残っているという様子を見ることもできます。 このようなことからも、周辺の紅葉のいわゆる「見ごろ」がいつなのか、という言い方にはちょっと悩ましものがあります。 やがてエコミュ―ジでの見ごろが過ぎても、途中の県道(林道)の道々で標高に応じた紅葉の変化を楽しむことがでることでしょう。