( 資料:新潟大学 災害・復興科学研究所)
12月22日(水)は「冬至」。1年間で太陽高度が最も低くなる日です。昼の時間は最も短く(北半球)なり、太陽から届くエネルギーが最も少なくなる日になります。
しかし、実際には最も寒くなるのは、冬至よりもずっと後です。地球を覆う空気は、暖まったり冷えたりするのに時間がかかります。また日本では、この性格がさらに強い海に囲まれていることもあります。それらの効果のため、最も寒い時期は1〜2カ月ほど遅れてやってくるのです。
太陽エネルギーが最も弱くなるこの日、洋の東西を問わず人々は厳しい冬の健康を願う気持ちは共通したもののようでした。日本では、昔から(湯治)風呂と称して柚子湯に入ったり、カボチャを食べると健康で長生きができるなどと言い伝えられています。
生り物不作の今年、なぜかヤドリギは元気です これから始まるのです、あの豪雪が・・・
エコ・ミュージアムではいよいよ連日吹雪が吹きすさぶ季節となります。積雪は現在(前年と概ね同じ)90cmくらいと推定されます。昨年はこの時季同じくらいの雪でしたが、その後雪が降り続き、最深積雪は推定8メートルという大雪になりました。この冬の雪はどうなるのでしょうか。どんなに大雪になろうとも、でも小さな動植物は雪の下で吹雪にさらされることなく、穏やかな深い眠りについていることでしょう。


