ツユクサ復活、蜘蛛の子

 今日(2018.08.31)の新潟県魚沼地方は朝から雨が降ったり止んだりの時雨模様となっています。8月も最終日ですが、秋雨前線の影響で大雨となっている地域もあります。野外活動での天候判断は慎重に行いたいですね。

 さて、定点観察地点でのツユクサですが、秋雨前線がもたらした降雨も影響してか、酷暑を乗り越えて青く可憐な花が復活しています。草地ではカヤツリグサやエンコロノグサも伸びてきて、夜にはスズムシの声も合唱に加わり、当地もいよいよ秋らしくなっています。

 また建物の周りに「クモ(蜘蛛)」が目立つようになりました。更にクモの巣の近くには「アマガエル」が結構な割合で陣取っています。こうしたポイントはクモやカエルにとって、「夜間の灯火に誘引された羽虫を効率良く捕食できる場所」なのでしょう。慣用句で「蜘蛛の子を散らすように」という表現がありますが、今まさにクモの子が次々と誕生しており、こちらはこちらで毎日のお掃除が大変です。雨の日は「建物の周りの生物を観察してみる」良い機会かも知れませんね。