厳冬期をむかえた浅草岳

        エコミュージアムはあの浅草岳の向こう側に

 

 12月25日、浅草岳が見える所までブナ林や動植物の観察に行ってきましたが、青空を背に山々の新雪の輝きが眩しいほどでした。

 エコミュージアムから南側約8キロ地点の「六十里」では、今日(26日)午前9時現在積雪は119センチ(新潟県道路情報システム)となっています。浅草岳の風上にあたるエコミュージアムの積雪は、推定2メートルくらいになっているのでしょうか。 昨年同期比では、浅草岳周辺は現在積雪が約1メートル少ないと表示されています。(新潟大学 災害・復興科学研究所)気象庁は、しばらく気温は高めと予報していることからも、いまの所、暖冬小雪の傾向にあるのかもしれません。

 とは言っても、真っ白な主峰の浅草岳を中心に、山々は三千メートル級の厳冬期の高山のように神々しいばかりの雰囲気で迫ってきます。 あの白く左に長い尾根の向こう側約8キロにあるエコミュージアムは、今は数か月先に訪れるあの躍動の春を、じっと静かに待っていることでしょう。

 

 

          厳冬期を前に守門川の水量もまだ多い (12月25日)