大きな宝石のような実がいっぱい。

                トチノキの実

 

 浅草山麓エコミュージアム への道に、トチノ実がたくさん落ちる季節になりました。実が落ち出したことに 動物たちが気付く前に、子供たちの工作の材料に・・・と 少し拾ってきました。  

 このトチノキ(栃の木、ムクロジ科)日本特産の落葉広葉樹で、山地の沢沿いなどにサワグルミなどとともによく見られます。花は5 – 6月頃で、晩夏から初秋の頃、果実がみのります。

 

 

 中から果実が1つのもの2つのものも     独特のつやが美しい  

 

 ツヤのある黒褐色の果実は美しく、あく抜きをして食用に利用したり、子どもたちはブローチや笛などを作る材料にしたりします。材は木目が美しく、高級材として利用されます。

 日本の山村地域の暮らしを支え、街路樹に用いられたりするなど、トチノキは昔も今も重要な樹種の一つです。