雨が止み、樹幹流は跡だけに
今朝は気温22℃、湿度75%(玄関ポーチ)、雨。昨日今日の雨で、ブナをはじめ草木の緑がやはり一段と生き生きと見える一日でした。 雨の日の森の中では、雨の日にしか見られないことがあります。それは、ブナの樹冠に降った雨水が集まってブナの幹を伝わる樹幹流です。
その水が根元に向かって幹を川のように流れ下る様は見飽きません。 いつも同じ場所に雨水を流すように、葉や枝、幹などが合理的にデザインされていることを思う時、自然のしくみの巧みさにいつも驚かされます。 幹を伝いながらいろいろな成分を含みながら流れ落ちた水は、ブナの根元で厚い土壌に吸い込まれ、ミネラル豊富な膨大な量の水を蓄えた土壌を形成していきます。
この時季珍しい黄色の花 コナスビ 相談事でもしている?・・・ギンリョウソウ
雨が止み エゾハルゼミの出番です アキアカネ 避暑にやってきました
ブナの森はとても雨が似合うとも言われます。下界の蒸し暑さをひととき忘れて、標高760メートルのエコ・ミュージアムのブナの森で「雨の森の不思議発見」などはいかがでしょうか。