遅い雪消えで 所々で見られた雪上桜 (4月21日入広瀬地区)
5月1日は二十四節季の雑則「八十八夜」でした。立春から数えて88日目にあたる日で、新茶が摘まれる時期としても知られています。また、「八十八夜の別れ霜」のことばのように、栽培業者の方には新芽の霜害がほぼなくなるころともいわれ、大きな季節の目安となっているとのことです。
♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が・・・・・♫ と歌われているように、エコミュージアムの事務局のある魚沼市小出では、すでに立派な「夏」でした。アメダス小出のこの日の最高気温は全国第2位の29.4℃。最低気温は霜が降りる寸前の3.8℃。最小湿度は14%。日較差は実に25.6℃という記録的な一日となりました。
この後大雪となりました (1月27日エコミュージアム方面への林道から)
この冬は近年にない大雪でした。エコミュージアムから数キロ、標高の同じ「六十里」(新潟県道路情報システ調べ)では、2月の24日に6m15cmがピークだったようです。
隣の守門岳の大雪庇は、「東洋一」の名もほしいままに大発達 !(3月24日撮影)
その後は順調に積雪は下がり、5月1日現在の積雪は1m50cm。減率1日8cmとすると、周辺の雪消えは昨年より少し遅れて、5月20日頃かと予想されます。その前に道路除雪は少しずつ始まりますから、エコミュージアムのオープンは概ね6月の上・中旬の土曜日あたりでしょうか。道路除雪の進捗状況、開園準備作業の状況などは、このホームページでお知らせいたします。
そこここに白い残雪、目に染みるようなブナの新緑、ふるような野鳥の囀り・・・・、 もう爆発するような浅草山麓の春は間もなくです。