アオサギの相克 個体間距離とテリトリー

 今日(2018.10.04)の新潟県魚沼地方は曇天の空ではあるものの東の空から日差しが見えてきました。定点観察地点の一級河川では、アオサギとチュウサギがお気に入りの補食地点で川魚を狙っています。

 さて、その様子を見ていると「アオサギ」×「チュウサギ」のテリトリー争いと「アオサギ」×「アオサギ」の争いがあることに気がつきます。その中の「アオサギの1羽」は随分性格がキツそうで、テリトリー争いの中で終始相手を追い掛け回しています。見ているこちらは「あれじゃあ採餌する時間が無いよね・・・」と思いますが、当のアオサギには「コロニーを形成する群れ行動」と相克する「譲れない個体間距離」と「その理由」があるのでしょう。

 動物の行動を人間の感情で理解しようとするのは科学的ではありませんが、それでもどこかで「生物に共通する行動原理」があるように思います。