里山のツキノワグマ 103 〜本日(2021.05.12)「里山のツキノワグマ」に関する公民館講座を開催〜

 今日の新潟県魚沼地方は快晴の朝を迎えています。守門アメダス観測点における最低気温は3.2度、日中の最高気温は23度と予想されています。湿度も低く爽やかな天候です。「これから梅雨入りまでの約1ケ月間」が新潟県魚沼地方では「晴天率が高く爽やかな素晴らしい季節」となります。新型コロナウィルス感染症への対策を万全にした中で、自然観察を楽しんでいただければと思います。

(浅草山麓エコミュージアムの現地センター及び観察コースは6月上旬の開園を予定しています)

<左上:桧岳を背景に水鏡に映るJR只見線の一番列車 右上:残雪を有する快晴の朝の守門岳>

<左下:ウワミズザクラも開花期に 右下:道端にあるカキドオシの小さくも美しい花々>

 

 さて、本日(2021.05.12)13:30より、魚沼市入広瀬公民館の学習講座として「里山のツキノワグマ」をテーマとした講演会を開催いたします。守門岳の南西麓に位置する里山(旧薪炭林)で行動するツキノワグマの生態(餌・爪痕・フン・足跡)や、近年頻発している「ツキノワグマの人里への出没の背景」について、江戸時代中期(宝暦年間)の山論(山争い)に関する古文書や薪炭林の歴史などから紐解きます

 学習講座へ参加希望の方は入広瀬公民館(025-796-2322、9:30-)までお問い合わせ下さい。尚、新型コロナウィルス感染症への対策として「定員を絞って」「換気を行いながら」講座を開催いたします。申し込み多数の場合は早期に受付を終了する場合もありますので、御了承下さい。

「広神村史」広神村史編纂委員会より 山論和談書の写し他