花のゆれる小道

  花のゆれる小道・・・ハナニガナ(キク科 花苦菜)「とんぼ池」の近くで

 

 7月 12日(土) 浅草山麓エコ・ミュージアム では、今 ハナニガナ(キク科) が花盛りです。 この花は一輪 一輪が小さく、長めの細い茎が風に揺れる様は、一見頼りなさそうに見えます。でも、その花が集まれば黄色と言う色のエネルギー効果から、何とも言えない気持ちの良い幸せな雰囲気が漂います。そして、群生していると「毎日咲いている」ように見えます。これは株全体として連続的に花が開いているためで、個々の花は一日限りのいわゆる一日花です。

 

 そんな素敵な花も、その日の気象条件などで多少変動はしますが、午後の2時か3時頃には花を閉じて枯れてしまいます、光や熱などの刺激を受けて葉や花弁を開閉する「傾性運動がはっきりとしている植物のようです。この花を観賞されたい方は、花期はもうしばらくは大丈夫ですから、できれば午前中のご来園をおすすめいたします。

 蛇足ですが、このハナニガナは和名(花苦菜)の通りとても苦いそうですが、好事家にはこれを食用にする人もいるとか(!?)・・・。