夏山の浅草岳で雪渓を通過するときに 2019.06.10追記

<2019.06.10 追記>

 浅草山麓エコミュージアムと浅草岳ネズモチ平登山口へのアクセス道路である県道385号線について、2019.6.07(金)より冬期閉鎖が解除されました。また、浅草岳ネズモチ平登山口までの林道区間につきましても「6/10現在で通行可能(規制雨量等に注意)」となっています。ただし、林道区間は幅員も狭く路面も凹凸の未舗装区間がありますので、一般車両の通行には十分御注意下さい。また浅草岳には6/10現在各所に大量の残雪がありますので、アイゼンの携行など装備の確認と安全対策をお願いいたします。浅草岳の山開き(新潟県側)は6/23(日)の予定となっています。

 

<2018.07.02追記>

 魚沼市消防本部の出動情報によると、2018/7/1(日)に浅草岳及び鬼ケ面山方面で山岳救助活動に伴う出動(県消防防災ヘリコプターによる救助を含む)が複数あったようです。雪渓での滑落や朝露等で滑りやすい場所での転倒、岩場からの落石、山行中の熱中症など十分に御注意下さい。また六十里峠〜鬼ケ面山〜浅草岳間の縦走は健脚向きのロングコースですが、水場が少なく「夏場は特に体力の保持と水分補給等の熱中症対策が重要」となります。皆様の安全な登山を願っております。

 

<以下本文です>

 浅草岳のヒメサユリ開花盛期に向けて、週末の天気予報が気になる方も多いと思います。浅草山麓エコミュージアムへの問合せ電話でも、

「夏山の浅草岳で軽アイゼンは不要ですよね?」

という質問を時々いただきます。

地元の新潟県在住の方は雪道に比較的慣れていて、子どもの頃から雪上で遊んで育った方も多いと思います。また夏山登山をされる方の中には、「アイゼン・ピッケルが必要な冬山(雪山)にも登るが、夏山の雪渓が自分の技量内の場合はアイゼン不使用」という方も一定割合でいらっしゃるでしょう。

 

 その一方で、ヒメサユリ開花期の浅草岳は近年大人気であり、広く全国から登山者が訪れます。中には「雪山(冬山)の登山経験が無く、普段は雪道も歩かない」・・という方も一定数いらっしゃるでしょう。現在登山者の体力・技量・経験値の差は大きく、一概には言えない部分でありますが、こうした背景もあり「当施設に上記の御質問をいただいた際」には、

 

「雪渓通過の場面があるとすれば、(御本人が心配であれば尚更)お守り代わりに軽アイゼン等を用意してはいかがですか」

 

とお答えするようにしています。皆様の安全な登山を願っております。