"動物" の一覧

里山のツキノワグマ 53 〜イノシシが跋扈する里山 SB1、SB2とも新たなフィールドサインは無し〜

 今朝(2020.10.27)も里山エリア(エコミュージアム園内ではありません)の早朝定点観察を実施しました。守門アメダス観測点における最低気温は6.7度と冷え込み、雨の後の朝という事もあり魚沼盆地には濃い朝霧が滞留して

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里山のツキノワグマ 52 〜新たなクマ個体「SB(ShyBear)2」の登場?〜

 昨日から新潟県魚沼地方は大雨の天候でしたが、夕方には雨もあがりました。これはツキノワグマが活動を始めるのでは?と思い、近くの定点観察場所に向かうと予想通り「新しいツキノワグマの足跡」が「田園地帯の畑の上」にしっかりと残

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里山のツキノワグマ 51 〜奥山と里山との境界を訪ねて 守門岳は越後の「なめとこ山」? 〜

 今日(2020.10.25)の定点観察も朝方の雨を避けて、午前中に行いました。昨日に引き続いて時雨模様の天候ですが、時折眩しいほどの太陽が、寒気に伴う積乱雲の合間から顔を覗かせます。1日1日冬が近づいていることを実感す

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里山のツキノワグマ 47 〜クマのフンが示す個体毎の振る舞い 奥山のクマも里山と行き来?〜

 さて、昨日(2020.10.21)浅草山国有林内にある「浅草山麓遊々の森・のうさぎコース(標高約800mの地点)」で発見されたツキノワグマのフンですが、本日コース再開に向けた管理作業の中でこのフンを調査したところ、「フ

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里山のツキノワグマ 42 〜クマのナワバリの面積に関する考察 生息密度と生存戦略〜

 所用により明日(2020.10.19)の早朝定点観察は実施しないため、今回は「里山のツキノワグマ」のナワバリに関する理論考察を行います。動物行動学の分野では「個体が実効的に占有するエリア」のことをナワバリ(テリトリー)

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